2018年7月10日 事業用ヘリコプターライセンス取得 K.Iさん 男性

Q.合格した今の気持ちはいかがですか

A.今は、ホッとしたという安堵感に浸っています。社長をはじめ教官、整備士の皆様、職員の方々、仲間の学生、卒業生の方々が次々に寄ってたかって「おめでとう!」と言ってくれたりメールをくれたりするので、嬉しい気持ちが沸き上がりつつある感じです。

 

Q.何がきっかけでパイロットになろうと思いましたか

A.前職で、災害復旧に携わった経験において、寸断された道路や地域の孤立化を目の当たりにした時、上空から進入してくる航空機の存在に空の自由度と可能性を感じ、チャレンジする機会があるならやってみたいと思ったからです。

 

Q.実際にヘリコプターに乗ってみた楽しさは何だと思いますか

A.空間に浮いているという感覚。訓練時に使用したヘリコプターはウィンドシールドが足元付近まであるので、足元からすぐ先が空になります。空にいるという感じがいいですよ~。

 

Q.訓練の思い出に残るエピソードをいくつか教えて下さい

A.

①アメリカでは、ハンバーガーを食べる為だけにセスナとヘリで空港に乗りつけたことと、カリフォルニアの真っ青な広い空と航空機とヤシの木が風になびく風景に自由を感じ、別次元の世界に足を踏み入れてしまったという高揚感を味わいました。

 

②日本では日没前後に東京ヘリポートに帰投する際、夕焼けを背景に東京スカイツリーと富士山と夕日が織りなす絶妙(100人中100人が年賀状の写真にしたいと思えるよう)な景色に運良く遭遇したことがあります。綺麗な景色を見ることで訓練での疲れも取れたし、また、多くの人にも空からこの景色を見せてあげることが出来たら素晴らしい事になるのではと、ライセンス所得に対するモチベーションを高めた瞬間がありました。

 

Q.この学校を人に勧められますか(その理由を教えて下さい)

A.はい

①ライセンス取得のみにとどまらず、実践的な経験を積めるチャンスがあること。同乗教育の時に色々な経験をしておくことは大切だと思います。経験豊富な教官陣がいらっしゃるので悪天時など、判断の難しいオペレーションもタイミングがあえば体験できます。解決の方法、手段を知っておくことは就職後にも、きっと役立つと思っています。

 

②訓練環境が整っていること。格納庫でよくコックピットトレーニングさせていただきました。特に受験前には技量の劣化を防ぐため、土日でも解放されてるコックピットを使ったイメージトレーニングは効果的でした。また、格納庫では整備士さんとの距離も近いため、機体のことについて質問させていただき、机上だけではない知識がついたと思います。

 

③訓練生が多いこと。上手くいったりいかなかったり繰り返して成長していきますが、周りからの意見や助言をもらうことで、ふとした気づきを得て、改善に役立てる事ができました。その数は多いほど良いと思います。