2019年5月16日 事業用ヘリコプターライセンス取得 永沼壱矢さん 男性 (24歳)

Q.合格した今の気持ちはいかがですか

A.「ホットした」という言葉が一番に浮かびます。今回の試験を通して自分がいかに多くの人に支えられているのか身に染みて感じました。教官や整備の方々、一緒にたくさんの時間を過ごした学生たち、そして自分の夢を応援してくれた友人から、試験に向けてたくさんの激励の言葉をいただきました。自分は幸せだなと痛感するとともに、皆様の期待を裏切るワケにいかないという気持ちから、今回の試験は「負けられない戦い」でした。そんな戦いを制した今は、ホットした気持ちとお世話になった皆様への感謝の気持ちでいっぱいです。

 

Q.何がきっかけでパイロットになろうと思いましたか

A.小学生の頃からエアラインのパイロットになりたいと考えていました。大学時代に色々な経験や出会いがあり「ドクターヘリの機長になって、誰かの命や人生を守れるパイロットになりたい」と思ったのがきっかけでヘリパイロットを目指し始めました。

 

Q.実際にヘリコプターに乗ってみた楽しさは何だと思いますか

A.ヘリコプターはスポーツのような面白さがあると思います。スポーツ経験者の方なら一度は「昨日は○○が出来たのに今日はできない」といった経験をしたことがあると思います。これがヘリにも付きまといます。出来るようになった!と確信していた科目が突然できなくなったり・・・環境(風、視程、雲)や場所が変わると出来なくなったり・・・。でも、悩んで苦しんで試行錯誤して技能を習得した時は大きな喜びがあります。スポーツ愛好家の方にはヘリが向いているかも?

 

Q.訓練の思い出に残るエピソードをいくつか教えて下さい

A.

①中日本航空の奨学訓練生に選抜された瞬間の気持ちは決して忘れることが出来ません。ドクターヘリの機長を目指してこの業界に飛び込んだ自分にとって、ドクターヘリ業界最大手の中日本航空に選んでいただけたことは「この業界に受け入れてもらった」「夢を叶えるチャンスを広げてもらえた」そんな気持ちがして感無量でした。また同制度のお陰で金銭的な悩みを抱えることなく訓練に全力を注げたことは本当に幸せでした。

 

②ある日コックピットで教官から「Uさん(私と同期の奨学訓練生)の操縦は天才に近い。あなたは努力しないとあの子に一生勝てない。」と言われたことです。当時、伸び悩みの時期であったこともありズッシリと重くのしかかる言葉ではありましたが、負けず嫌いの自分に火を付けてくれました。あの時の教官の言葉がなかったら、ここまで順調に実地試験合格までたどりつけなかったかもしれません。

 

③自分と同じ葛西に住む学生との何気ない日常の思い出たちです。訓練で行き詰まった時も、誰かの誕生日の時も、K君に彼女が出来た時も、何もない時も誰かの家に集まって過ごした日々がかけがえのない思い出でした。みんな就職して住むところはバラバラになっても大切な仲間(家族)です。 

 

Q.この学校を人に勧められますか(その理由を教えて下さい)

A.はい

①プロの教官が本気で学生たちを育て上げてくれます。NFSの教官方の特徴は「パイロットとしてはもちろんのこと、教育者としてもプロフッェショナルであること」だと思います。飛行時間1万時間を超えたプロパイロットの教官が学生目線に立ち訓練への取り組み姿勢から日常生活のアドバイスまでしてくださる学校はなかなか無いと思います。

 

②奨学金制度があるのは大きな魅力です。ライセンス取得の最大の壁は"お金"であると感じている方には少なくないかと思います。自分自身大きな借金を背負っての訓練開始だったので始めは訓練の無い週末にアルバイトをしていましたが、週末に思うようにフライトの予習・復習ができない、座学の勉強が出来ないというのは体力的にも精神的にもキツかったです。訓練の途中からは中日本航空の奨学金制度に助けられ訓練に集中することができました。

 

③東京ヘリポートでの訓練は常にモチベーションを高めてくれます、東ヘリには民間、官公庁、の格納庫が並んでおり、自分の理想とする将来像を毎日眺めなら訓練を行うことができます。自分の場合は中日本航空のドクターヘリを見るたびに身の引き締まる思いでした。