2019年2月15日 事業用ヘリコプターライセンス取得 小原太陽さん 男性 (23歳)

Q.合格した今の気持ちはいかがですか

A.素直に嬉しい気持ちです。ここまで来られたのはお世話になった多くの方々の支えや応援、励ましがあったからで、本当に感謝しきれない思いです。この場を借りて御礼申し上げます。今回の合格は一つの通過点であり訓練から試験に至るまでの自分の未熟さ反省点を今後の課題として成長の糧にして参りたいと思います。

 

Q.何がきっかけでパイロットになろうと思いましたか

A.ありきたりですが幼いときから空が好きで、幼稚園の卒業アルバムに「パイロットになりたい」と書いていたりと物心ついたときにはパイロットになって空を飛んで見たいと思っていました。

 

Q.実際にヘリコプターに乗ってみた楽しさは何だと思いますか

A.訓練中、日々操縦の難しさには泣かされていましたが、それこそがヘリコプターの楽しさというか面白いところだと思います。教官が飛行時間10000時間を超えても尚、新しい発見があるというお話しをして下さったことがあり、それほど奥が深い乗り物なのかと感銘を受けたのを覚えています。とにかく伝えたいのはこれほど難しくて不安定で自由で面白くて難しくて奥の深い乗り物は他にありません。

 

Q.訓練の思い出に残るエピソードをいくつか教えて下さい

A.

①アメリカでの訓練で初めて操縦桿を握ったときの高揚感と緊張感は鮮明に覚えています。機体を安定する事も出来ず身体に力が入って、たった30分のフライトでぐったりでした。地上に帰ってもフワフワ浮いてる感じが続き、その日の夜は必死にホバリングする夢を見ましたが夢でもそれができず睡眠効果0でした。

 

②実地試験の科目を終えて東京ヘリポートへ期間する途中、東京の町並みに染まる夕焼け空がとても綺麗で最後のご褒美だとしみじみ感じました。

 

③やはり思い返すと毎日のように一緒に過ごした訓練生との思い出が一番印象的です。室温豊かな部屋で創意工夫しながら切磋琢磨して勉強し、これはどういう解釈なの?と話しあったり、くだらない話で笑ったり、フライトが上手くいかない時には皆から励まされアドバイスをもらったりその逆もあったり。全てが大切な時間でした。

      

 

Q.この学校を人に勧められますか(その理由を教えて下さい)

A.はい

①経験豊富な教官から本当に本当に沢山のことを学びました。操縦に必要な知識と技術、知恵を惜しみなく教えて下さるうえに何よりパイロットとしてとどまらない1人の人間として大成することを第一とした教育をして下さいます。座学も時間制ではなく卒業まで毎日受講できるのも知識や考え方の定着になりとてもありがたいことです。この学校の一番の強みは教育の質の高さであり、日本一だと思っています。

 

②年齢や経験も皆それぞれですが、同じ目的をもった訓練生として良い意味で対等な立場で接し向上しあえるのが素晴らしい環境だと思います。

 

③訓練生に限らず、教官や整備士さんをはじめ職員の方々との距離感が近く、気軽に相談や質問ができる環境であったことも心の支えになり、この学校の良いところだと感じています。