2019年1月22日 事業用ヘリコプターライセンス取得 飯田康暉さん 男性 (28歳)

Q.合格した今の気持ちはいかがですか

A.合格の実感よりもまず関わって下さった全ての方々への感謝の気持ちと、これからR22に乗ることはないことと東京の空を飛ぶのが最後なのかもしれないと考えた時の寂しさを感じております。やりきったからこその感覚なのかもしれません。

 

Q.何がきっかけでパイロットになろうと思いましたか

A.もともとはエアラインパイロットを目指しておりましたが、年齢的にも厳しくなってきたと感じていたところ、日本フライトセーフティのHPを見つけそこがヘリコプターとの初めての出会いでした。防災やドクターヘリ等、人のために空を飛び活躍する業務に惹かれヘリコプターパイロットを目指すこととしました。

 

Q.実際にヘリコプターに乗ってみた楽しさは何だと思いますか

A.低高度でVFRで飛行が出来ること、低速での飛行やホバリングが出来ることが魅力だと思います。

 

Q.訓練の思い出に残るエピソードをいくつか教えて下さい

A.

①まず最初に思い浮かぶのは、ずっと上手くいかなかった直進オートローテーションの訓練で実地試験前の最後から2回目のフライトで一発で決めた時にめったに褒めない厚地教官に「おー、うまいなー」と言っていただけたことです。本当に下手で苦しかったので、とても嬉しくて1番心に残っています。

 

②年末最後の訓練時に東京ヘリポートに帰る飛行中、フードを付けて飛行しており厚地教官の誘導に従って飛んでいると「じゃあフード外して」と言われフードを外すと、目の前にスカイツリーがありました。日没を過ぎていたためライトアップされており東京の夜景を背景に輝いていました。教官の粋な計らいなのかと思いながら感動し年明けの実地試験への意欲がさらに湧いてきました。

 

③やはり葛西組(葛西在住の訓練生仲間)はこの訓練を語る上でははずせない存在です。訓練後のご飯やcafeやファミレスでの勉強、互いに問題を出し合った口述対策、時には誕生日会や人生ゲーム。私にとってかけがえのない存在でした。

 

Q.この学校を人に勧められますか(その理由を教えて下さい)

A.はい

①経験豊富な教官方が揃っており、フライトや口述対策などのノウハウはもちろん人としての成長が出来る教官の経験談やアツイ話をしていただけます。毎日の朝の座学では笑いの絶えない厳しくも楽しい充実した訓練生活が送れます。

 

②年齢は様々で、社会を経験した人、大学を出てすぐ来た人、自衛隊出身者様々な訓練生が同じ目標に向けて切磋琢磨しており、他では味わえない密な生活が味わえます。

 

③実地試験合格はもちろん就職まで、過去の資料や先輩方が多く、訓練をスタートした人から受験前の人までともに学校生活を送っているので実地試験までの流れや何をすればいいのかがわかりやすくスムーズに訓練が行えます。