2016年11月22日事業用ヘリコプターライセンス取得 吉川直輝さん 男性(25歳)

Q.合格した今の気持ちはいかがですか

A.試験でのフライトは反省点もありましたが、それほど緊張もせず実力を出せたと思います。 最終目的は合格することではなく一人前のプロのパイロットになることなので、今後も努力を続けたいと思います。

 

Q.何がきっかけでパイロットになろうと思いましたか

A.幼少からパイロットになりたいと思っていて、航空ショーには何度も足を運んだことがあります。 一度は違う業界で働いていましたが、諦めきれず航空の世界に飛び込みました。

 

Q.実際にヘリコプターに乗ってみた楽しさは何だと思いますか

A.操縦は簡単ではありませんが、思い通りに自由に空を飛べることだと思います。

 

Q.訓練の思い出に残るエピソードをいくつか教えて下さい

A.①訓練の後半では土日や祝日も登校して他の訓練生と勉強していました。

日頃から知識だけでなくフライトでうまくいったことや失敗したこともすべて共有していたので、自分の経験だけでなく他の訓練生の経験からも多くを学べたので効率がよく密度の高い時間を過ごせました。

②最初は急停止がうまくできず、なかなかスポット上に止まれませんでしたが、教官に速度の判定や風の考慮など様々なアドバイスを頂いてできるようになりました。 一度コツをつかむとあまり失敗しないようになり、このときに感覚的な部分が磨かれて物理的な部分の理解が深まったのでいい経験になりました。

③アメリカでの初めてのホバリングの訓練で数秒間機体を止められて、二回目の訓練では最初からある程度機体を止められたので教官に驚かれたのを覚えています。 国内での渡米前座学の教官にラジコンヘリでホバリングできると実機でも止まりやすいとのアドバイスを受けて、半信半疑ながらもラジコンを飛ばしてから渡米すると比較的早くにホバリングできるようになりました。

 

Q.この学校を人に勧められますか(その理由を教えて下さい)

A.①訓練や座学は試験に合格することを目的にしているのではなく、プロとして通用する技術と知識を身につけることを目的としているため、教育水準が非常に高いと思います。

②世界でも最大級のヘリポートと言われる東京へリポートで日々の離発着を行えるのはいい環境だと思います。別の場所にある訓練地に行く途中にはタワー空港もあるため、最初は苦手意識もあった無線での通信もすぐに慣れることができました。

③訓練機は二人乗りの小型のヘリコプターですが、GPSや液晶ディスプレイの計器など最新の機器を装備しており、訓練を通してこれらの機器にどんな機能があってどう操作するのかを学ぶことができます。