2021年7月13日 自家用ヘリコプターライセンス取得 大久保秀俊さん (22歳)

2021年7月13日 自家用ヘリコプターライセンス取得 大久保秀俊さん (22歳)

Q.合格した今の気持ちはいかがですか

A.雨の中支援して下さったスタッフの皆さんや朝早くから準備して下さった学生の皆さんの期待に応える事が出来たという安堵感が大きいです。そして早く帰って犬と遊びたいです。

 

Q.何がきっかけでパイロットになろうと思いましたか

A.前職(海自航空学生)の研修で対潜哨戒機のシミュレータを体験した際につまらなすぎて、これを定年までは続けられないと考えました。そこで前々職(空自救難ヘリ整備)での経験を生かし人命救助に携わりたいと考えヘリパイロットを目指しました。

 

Q.実際にヘリコプターに乗ってみた楽しさは何だと思いますか

A.特殊な動きができる事だと思います。特に私が楽しいと感じたのはオートローテーション(滑空状態)です。約240mの高さを30秒ほどで降りていくのはスリリングで操縦も難しかったですが、ピンポイントに着陸できたときの達成感は凄まじいです。

 

 

Q.訓練の思い出に残るエピソードをいくつか教えて下さい

A.

①計器による飛行(異常な姿勢からの回復操作)

 機体の姿勢を水平に戻す為の横方向の舵が大きくなってしまいました。その際に教官から「あなたの操縦はこうなっている」という再現をして下さったのですが、その最中に操縦桿で何度も膝を叩かれ、民間の訓練校といえど教官は自衛隊出身なのだと実感した瞬間です。

②単独飛行

 準備中は緊張に押しつぶされそうになりますが、飛び立ってしまえば緊張は高揚感へと変わり、改めてパイロットになるという実感が得られました。この感動は一生の思い出になると思います。

③夜間飛行

 私は、東京出身で普段から多少の高さでは見慣れている夜景も上空から見るとこうも綺麗なのかという、地元の美しさを再認識できる良い経験になりました。

 

Q.この学校を人に勧められますか(その理由を教えて下さい)

A.わからない

①私は民間の訓練校として当校しか経験しておらず他校との相対評価はつけられませんし、絶対評価としても基準がない為わかりません。ですので、私が今後上位の資格を取得し、就職して機長として飛行している頃に「日本フライトセーフティ」で資格取得したと胸を張って言えてるのであれば人に勧めることが出来ると思います。

また当校で学んだ事を今後にも生かすのも技能証明を1000万円の紙切れにするのも最後は自分自身です。よって多少無責任な言葉になってしまいますが、人によると思います。