2021年9月16日 自家用タービン限定変更取得 大久保秀俊さん 男性 (22歳)

2021年9月16日 自家用タービン限定変更取得 大久保秀俊さん 男性 (22歳)

Q.合格した今の気持ちはいかがですか

A.自家用操縦士の資格を取得して2ヶ月と短期間での受験でしたのでやや不安がありましたが、無事に合格を頂き安堵しました。しかし、口述試験において質問が難しかったというのもありますが、まだ勉強不足だと感じたのでこれからも励もうと思います。

 

Q.何がきっかけでパイロットになろうと思いましたか

A.前職(海自航空学生)の研修で対潜哨戒機のシミュレータを体験した際につまらなすぎて、これを定年までは続けられないと考えました。そこで前々職(空自救難ヘリ整備)での経験を生かし人命救助に携わりたいと考えヘリパイロットを目指しました。

 

Q.実際にヘリコプターに乗ってみた楽しさは何だと思いますか

A.特殊な動きが出来ることだと思います。特に私が楽しいと感じたのはオートローテーション(滑空状態)です。約240mの高さを30秒ほどで落ちて行くのはスリリングで操縦も難しかったですが、ピンポイントに着陸出来たときの達成感は凄まじいです。

 

Q.訓練の思い出に残るエピソードをいくつか教えて下さい

A.

①ピストン機とタービン機の違い

ピストン機は操舵からのレスポンスが良く直感的な操縦でしたが、タービン機はレスポンスがやや遅い為、先読みをして操縦する感覚がしました。また少しの操舵でも敏感に反応するので先読みしながら丁寧に操舵する感覚が難しかったです。

②ハイドロオフ

R66は油圧により操舵に必要な力を軽くしていますが、その装置の故障を模擬した訓練も行いました。東京ヘリポートへの帰投時に行いましたが、水平飛行時は余裕だったのが着陸の為に高度を下げていく際に操舵の重さに耐えるので精一杯になり無線の聞き間違いをしてしまいました。

 

Q.この学校を人に勧められますか(その理由を教えて下さい)

A.わからない

①私は民間の訓練校としては当校しか経験しておらず他校との相対評価はつけられませんし、絶対評価としても基準がない為わかりません。ですので、私が今後上位の資格を取得し、就職して機長として飛行している頃に「日本フライトセーフティ」で資格を取得したと胸を張って言えているのであれば人に勧めることができると考えています。また当校で学んだ事を今後に生かすのも技能証明を1000万円の紙切れにするのも最後は自分自身です。よって多少無責任な言葉になってしまいますが、人によると思います。